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映画『新解釈・三國志』を100倍楽しめる予備知識を簡単にご紹介!

(C)2020「新解釈・三國志」製作委員会

こんにちわ!ムビ8管理人のアイランドです!

本日は大注目映画『新解釈・三國志』を100倍楽しむために知っておきたい予備知識について簡単にご紹介していきます!

まずは公式の予告編をご覧ください!

まず三國志ってなんなの?

(C)2020「新解釈・三國志」製作委員会

ざっくり言えば、漫画『キングダム』で有名な秦の始皇帝が治めた春秋戦国時代の、次に来る大きな戦乱の時代になります。秦王朝滅亡の約400年後です。まさに長き戦乱、群雄割拠の時代の物語なんです。

三國志の世界とは、今でいう中国の1800年前の世界で、三國(魏・蜀・呉)が天下統一を目指し争っていた、漢(正確には後漢)の時代のことを指します。物語としては、歴史書『三國志』と、これを参考に伝承などの創作話が盛り込まれた『三國志演義』とがあり、世間一般に知られているのは『三國志演義』の物語です。

これは余談ですが、中国で群雄割拠の戦争時代が始まった時の日本はどんなことが起こっていたのかというと、縄文時代から弥生時代に移り変わろうとしている時で、稲作の収穫による争いが起き始めたかなというくらいでした。ここからしばらくして、邪馬台国の卑弥呼が日本で初めての王に即位します。日本は世界の歴史にだいぶ遅れを取っていたんですね~。

『新解釈・三國志』で描かれる『赤壁の戦い』とはどんな戦いだったの?

(C)2020「新解釈・三國志」製作委員会

後漢時代の末期、魏の曹操は漢と後漢時代の末期、魏の曹操は数多の戦いを経て、中華北部を制圧その後、南に下ってさらに勢力を拡げようとしていました。

徐々に侵攻を進め、重要な土地である荊州を次の標的に定めました。ここは漢王室の血を引く劉表が治めていましたが、曹操が南に進軍してきた直後に病死してしまします。劉琮が跡を継いだものの、魏軍の勢いもあり降伏を選択。この時、降伏した軍の前線を守っていた後の蜀の英雄となる劉備です。劉備は曹操に降伏せず、自身を慕う民とともに南東の江夏に逃げ込んだのでした。

曹操は劉備の他にも、唯一敵対していた呉にも目を向け侵攻を開始。呉を治める孫権は降伏するか否か迷っていたところ、家臣から蜀の劉備と同盟を組むのはどうかと提案を受けます。そこで蜀に使者を送り、呉の降伏派を説得する為、蜀の天才軍師・諸葛孔明を連れ帰ります。諸葛孔明は魏の曹操軍の弱点について説き、呉の孫権は、蜀の劉備と同盟を結び、曹操軍と戦うことを決断したのです!

そして舞台はついに赤壁へ!進軍の勢いが緩まなかった曹操軍でしたが、疫病の蔓延などもあり、軍を一旦赤壁へ止めました。曹操軍の停止を聞きつけた蜀呉連合軍はここを決戦の地とし、軍を集結させます。

魏軍80万 VS 蜀呉連合軍3万

この圧倒的戦力差が激突する『赤壁の戦い』は、こうして始まるのでした!

何が『新解釈』なの?

(C)2020「新解釈・三國志」製作委員会

これまでに書いてきたのはおおまかな『三國志』や『三國志演義』の話です。

この映画『新解釈・三國志』ではどのような物語が展開されるのでしょうか。

歴史が古いうえに様々な解釈が存在する中で、我々が歴史を弁居する中で必ず出会う言葉「諸説あり。」この三國志にも当然様々な諸説、そして解釈があります。「銀魂」「今日から俺は!!」、「勇者ヨシヒコ」シリーズなど、コメディ界屈指のヒットメーカーとして活躍の場を広げる福田雄一監督が“福田流の解釈”で完全オリジナル実写映画化。それが『新解釈・三國志』のようです(笑)

初期の段階では、“史上最小規模の低予算で作る『三國志』”がテーマだったみたいですが、製作を進めるうちに、豪華なキャスト陣、派手なセットなど本格的になり、激しく予算オーバーしてしまい、このテーマはひっそりと削除されたとのことでした(笑)

福田監督が集めたコメディ、芝居など全才能が結集したオールスター達によって、1800年間、誰もが想像し得なかった、教科書になんて載っているはずがない笑いと驚きに満ち溢れた新たな解釈の三國志が登場しました。

コメディに全力かと思えば、劉備役の大泉洋さんも思わず「いや、アクション、なんでこんなにちゃんとやってるの?と。そこも含めて笑いました」と言わしめた本格アクションも必見です!!

こんな時期だからこそ、肩の力を抜いて少しでも前向きになってもらえたらという思いが込められた本作品。是非ご覧ください!