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Netflix『ザサイレンス 闇のハンター』の感想【ネタバレ有】

こんにちは!ムビ8管理人のアイランドです!

本日はNetflix映画『ザサイレンス 闇のハンター』の感想をご紹介します!

まずは公式の予告編をご覧ください!

作品情報

監督:ジョン・R・レオネッティ

製作:スコットランバート 他

公開日:2019年4月12日(Netflix限定)

キャスト:

スタンリー・トゥッチ

キーナン・シプカ

ミランダ・オットー 他

あの映画のパクリじゃない?(笑)

この系統の映画で有名なのは『ドントブリーズ』や『クワイエットプレイス』ですよね。五感に響くホラー映画として緊張感もあり、最近似たタイプの映画も多く製作されているようです。今作は特に後者のパクリじゃないかと疑われているようです、というよりも「音を立てたら即死」というコンセプトといい、変なエイリアンみたいな化け物といい、これはもはや確信犯ですね(笑)

個人的にはこういった設定の映画が好きなので、いくらパクリとわかっていても観たくなってしまうんです。面白ければ問題ないのですが、この作品はツッコミどころが多すぎて、逆に楽しくなってしまう映画でした(笑)

そのツッコミポイントを以下に記していきます!

なんじゃこのツッコミ映画は!

さてさて、感想というよりツッコミポイントが多かったこの映画。

ポイント① あの映画パクリすぎ!(笑)

  • 音を立てたら即死というコンセプト
  • 主人公の耳が聞こえないという設定
  • 手話をメインとしたコミュニケーション術
  • モンスターの目が見えないという設定

ちょっと考えただけでもこれだけあります。海外でこの設定で映画を作るとしたら設定が似てしまうのもわかりますが、これはさすがにやりすぎでは?(笑)

ポイント② カルト教団の存在の意味

「Shhhhh」(シーーー)静かにという意味の言葉をやたら使う教団。主人公の耳の聞こえない少女になぜか目を付け(手話ができたから?)、主人公一家を襲撃します。襲撃方法が携帯のアラーム時限爆弾(笑)。少女を拉致ろうと試みるもしっかり撃退され、教団の物語的な必要性や目的が見えませんでした…。

ポイント③ 登場人物の無駄死にが多い

主人公のお父さんの親友のおじさんが避難中に動物と事故り、脱出できず主人公一家を逃がすために拳銃を撃ちまくり死亡、鳴き声がうるさい飼い犬を車の外に出し処刑、おばあちゃんが教団の数人を巻き添えに外で声を上げ自殺、教団の教主が主人公一家にボコボコに殴られ死亡など。死のリアルさを演出したいのかわかりませんが、それぞれのストーリーが薄く無駄死に感がすごい。。

ポイント④ 怪物「べスプ」の正体がわからない

序盤で洞窟の奥から出てきたことしか情報がなく、正体が謎すぎました。目が見えなくて、食い殺した死体に卵を産み付けたり、死体が無残な姿といいながらも誰かが襲われるシーンが明確でなかったり、誰が「べスプ」と名付けたのかもわかりません。この怪物なしではこの映画は成り立たないのに、カルト教団の裏で存在が薄くなったり。寒さが弱点と言いながら、最後は雪山に生息していたりととにかくこの映画で重要な存在でありながら謎が多すぎました。

まだまだ他にも挙げられますがこの辺にしておきます(笑)

文句っていうよりなんで?が多すぎます。最終的には安全とされていた雪山で「べスプ」を弓で狩っていたりと、とにかく処理が追いつきませんでした(笑)

まとめ

『ドントブリーズ』や『クワイエットプレイス』と同系統のパクリ映画という結論です(笑) こういった雰囲気が好きな方は面白いと思えるかもしれません。個人的には、世界観とキャストが好きでした。『プラダを着た悪魔』にも出演しているスタンリー・トゥッチがメインどころで出演しているのが珍しかったですし、耳が聞こえない少女のキーナン・シプカという女優の存在も知れましたので、新たな出会いという面では観てよかったです(笑)

作品自体はツッコみどころ満載のそこそこお金かけてそうなB級ホラー感は否めませんので、Netflixでおススメに出てくるからといって期待しすぎるのは禁物です。ある意味想像通りの二番煎じ作品でした(笑)

お時間がありましたら是非ご覧になってみてください!それでは、また!